2020.3.19 No.173

「今週の逸品#103」【着尺/愛染柳 file 3】

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以前#25と#33で御紹介させていただきました「愛染柳(あいぜんやなぎ)」です。

繰り返しの御説明となって恐縮ですが、「愛染」とは、米沢織を称揚した米沢藩草創期の名宰相直江兼続が、その軍神としての信仰から帰依のあらわれとして自らの兜に「愛」の文字をあしらったと伝えられる「愛染明王」であり、上杉家始祖謙信公の帰依した「毘沙門天」とともに、米沢では特別の意味を持ち、特別な思いをいだかせる仏神でもあります。

その愛染の名称を冠した本作は、縦糸に絹生糸、横糸に絹真綿の手紡ぎ糸を配し、まさにその名称にちなむ「目柳織」で柄を表現した弊社オリジナルの着尺織物です。

 

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